【日経QUICKニュース(NQN)】みずほフィナンシャルグループ(8411)が個人投資家向けに2本立て債の発行を準備していることが6月17日、わかった。2本とも実質破綻時免除特約と劣後特約がつき、主幹事はみずほ証券が務める。発行額は未定で、需要状況を勘案したうえで利率とあわせて7月2日に条件を決める。格付けは格付投資情報センター(R&I)と日本格付研究所(JCR)からそれぞれ「ダブルAマイナス」を取得する予定だ。
17日付で関東財務局に提出した訂正発行登録書によると、1本は年限が10年で利率は年1.500~2.100%を仮条件とした。もう1本は年限が10年で6年目以降の期限前償還条項がつき、利率は当初5年が年1.050~1.650%を仮条件とした。2本とも申込期間は7月2~17日で、払込期日は7月18日。