QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 第一興商(7458) 来期は8期ぶりの営業利益200億円台乗せへ、積極的な自己株取得が続くと予想

第一興商(7458) 来期は8期ぶりの営業利益200億円台乗せへ、積極的な自己株取得が続くと予想

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2024/06/18)

・サマリー
 連結営業利益の企業価値研究所予想は業績表の通り。今期はベースアップやパーキング事業のM&A、本社移転に伴うコスト増から小幅増益にとどまるが、カラオケルームの売上回復持続などをテコに来期は8期ぶりの200億円台乗せへ。中長期の成長ドライバーとして、「DAM」を活用した生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」による高齢者市場開拓に引き続き期待。積極的な自己株取得が続くとみており、総還元性向は今・来期とも70%台を予想。

・アナリストの投資判断 ~下値リスクは小さい半面、反転材料も乏しい
 足元の株価はコロナ下だった21、22年をも下回り、利益に直結しない巨額の固定資産取得や今期利益の足枷となるパーキング事業のM&Aが嫌気されている可能性も。とは言え、当研究所が予想する自己株取得を織り込んだPERは今期13倍、来期12倍と、東証プライム平均16倍と比べ割安感が強い。今期配当利回りが3.5%(会社計画)と高水準であるため、ここからの下値リスクは小さいとみるが、当面、株価反転のきっかけとなるような材料も乏しい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

永田 和子

シニアアナリスト

小売セクター、ゲーム・アミューズメントセクター担当


【プロフィール】
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。東京証券(現東海東京証券)入社。入社直後から調査部門でアナリスト業務(小売、繊維・紙パルプ、食品、ゲーム)に就く。03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)へ。企業調査歴30年。


日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 小売専門部会、広告・メディア・ゲーム部会、新興市場部会 評価実施アナリスト


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
4,938
+6.28%
2
3,887
-1.21%
3
4107
伊勢化
26,550
+6.41%
4
5595
QPS研究
1,570
+17.07%
5
3,525
+3.52%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,358
+28.35%
2
5247
BTM
2,254
+21.57%
3
2,517
+18.05%
4
660
+17.85%
5
661
+17.82%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
792
-22.5%
2
194
-20.16%
3
9399
ビート
2,230
-18.31%
4
1,360
-11.11%
5
8918
ランド
8
-11.11%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
40,600
-2.8%
2
16,440
-0.87%
3
8,240
+0.36%
4
25,815
-1.01%
5
23,310
-1.81%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる