【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】「ミセスワタナベ」とも呼ばれる日本の外国為替証拠金(FX)取引を手掛ける個人投資家が、円と対米ドル以外の通貨の組み合わせ(クロス円)取引で存在感を保っている。クロス円の市場規模は米ドル・円に比べるとはるかに小さく、円が母国通貨でない海外投機筋などの取引はおのずと控えめになる。とりわけ、足元で目立つ対英ポンドや対オーストラリア(豪)ドルでの円安はミセスワタナベによる円売りの影響が大きいようだ。
20日の東京市場で円は対豪ドルで1豪ドル=105円48銭近辺と2007年以来の安値水準となった。対ポンドでは一時1ポンド=201円台前半と前週末につけ...
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