【日経QUICKニュース(NQN) 加治屋雄基】日銀が3月19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決めてから3カ月が経過した。17年ぶりの利上げの決定以降、銀行株は上昇し、不動産株は下落が目立つ。日本はデフレ脱却の兆候といえる「金利ある世界」に戻りつつあるが、金利動向に反応しやすい両業種のパフォーマンスには差が広がりつつある。
3月19日から6月20日までの業種別東証株価指数(TOPIX)の騰落率をみると、「銀行業」は5.3%高、「不動産業」は7.7%安だった。3月以降は国内金利の水準が切り上がり、貸し出し利ざやの拡大期待などが銀行株の追い風となった。一方、有利子負債が多く、金...
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