QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2024/06/25)
・サマリー
企業価値研究所予想の連結業績は業績表の通り。国内医療用漢方製剤の安定した成長と中国事業の伸長を見込み各期とも増収。利益面ではインフレや円安等のマイナス影響はあるが、増収効果で営業増益基調が続くと予想する。特に25/3期は24年4月の薬価改定(加重平均で21.6%の引き上げ)の影響で大幅な営業増益を予想する。中国事業は中成薬事業参入までは利益貢献は限定的として予想した。
・アナリストの投資判断 ~さらなる株価の上昇には成長戦略の明確化等が必要か
株価は17年6月に上場来高値4745円をつけて以降、長期低迷していたが24年4月の薬価改定が大幅な引き上げだったことを受けて急騰、5月10日には年初来高値4392円をつけた。主力の医療用漢方製剤は順調に推移、薬価改定により収益性の改善も期待され下値不安は少ないと予想するが、さらなる株価の上昇には中国事業の成長戦略等を明確にする必要があると考える。
(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。