【NQNシンガポール=秋山文人】インド国債の世界債券インデックスへの組み入れが迫っている。資本の流出入を制限してきたインドにとって金融史に残るイベントとなる。インド国債には買いが入り、利回りは低下(価格は上昇)傾向にある。米利上げや地政学リスク、3期目に入ったモディ首相の政権運営など市場を動かす荒波に対し、インド市場は世界の投資家から安定した資金を取り込んで対抗しようとしている。
インド国債は6月28日、JPモルガンが設定する新興国債券インデックス「GBI―EM」に組み入れられる。GBI―EMはこの分野では代表的なインデックスで、連動を目指すファンドが多く設定されている。
組み入れ観測...
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