【QUICK Market Eyes 永島奏子】好調な免税売り上げを受けて百貨店株が軒並み上昇している。訪日外国人(インバウンド)のなかでも買い物消費が多い「中国人客」の姿が戻りつつあり、コロナ禍前にみられた旺盛な高額消費への期待がにじむ。ただ、中国人客の旅行動向を巡ってはいくつかの懸念もみられる。
■免税売上高が好調
日本百貨店協会が公表した5月のインバウンド売上高は前年同月比3.3倍の718億円と3カ月連続で過去最高を更新した。円安が追い風となったほか、労働節休暇(5月1~5日)に日本を訪れた中国人客が売り上げを押し上げた。
免税売上高の拡大を背景に百貨店株は大幅に上昇している。20...
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