【NQNニューヨーク=三輪恭久】米労働市場が緩やかながらも正常化に向かっている。6月の米雇用統計は労働需給が緩和し、賃金の伸びも鈍化していることを示した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが一歩近づいたという見方がある一方、市場では経済の減速への警戒が高まっている。
6月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月に比べ20万6000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(20万人増)を上回った。一方で、過去2カ月分をいずれも下方修正。その数は合計で11万1000人となった。3カ月移動平均でみると、17万7000人増と、2023年8月以来の低い伸びとなった。
職種別では、景気変動の影響...
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