水道管老朽化問題で水コンサルのNJSに注目（日本株ストラテジー）
【QUICK Market Eyes 本吉 亮】日本の水道は蛇口をひねるだけで安心・安全な水が当たり前のように出てくるという世界に誇るインフラだが、その裏では水道管の老朽化という深刻な問題が顕在化しつつある。能登半島地震で断水が長期化した背景には水道管の老朽化があったとして、岸田総理が水道管耐震化の全国緊急点検を指示したと報じられたことで、水インフラのコンサル会社であるＮＪＳ（2325）に注目したい。
水道管の多くは高度経済成長期に集中的に整備されたが、当時主流だった鉄管・鉛管は、すでに耐用年数である40年を超えて老朽化が進行している。老朽化した水道管の更新や修繕には多額の費用が必要とされる...
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