【NQNニューヨーク=稲場三奈】米連邦準備理事会(FRB)は7月31日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を公表する。8会合連続で政策金利を据え置く公算が大きい。市場では9月に利下げを開始するとの見方が織り込まれており、声明文とパウエル議長の記者会見での表現の変化に注目が集まる。
市場は政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25~5.50%で据え置くとみている。米金利先物の値動きから金融政策を予想する「フェドウオッチ」では、据え置きの確率は95%を超えている。一方、9月会合で0.25%の利下げをする確率もおよそ9割となっている。
市場では、FRBがインフレ鈍化の自...
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