【NQNロンドン=蔭山道子】英イングランド銀行(中央銀行)は1日、政策金利を0.25%引き下げて5.0%にすると発表した。利下げは2020年3月以来、4年5カ月ぶりだ。金融政策委員会の投票では投票権を持つ委員9人のうち政策金利の引き下げ支持が5人、据え置き支持が4人と僅差だった。市場では、積極的な利下げには慎重な「タカ派的」な判断だったとの受け止めが多い。
「微妙なバランスの決定だった」。英中銀のベイリー総裁は1日の記者会見の冒頭で、こう言及した。利下げ決定という内容にもかかわらず、会見では「国内の物価上昇圧力は依然として高い」、「利下げが早すぎたり、大きすぎたりしないよう注意する必要がある...
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