日銀維持、ＦＲＢ利下げ 日米２年金利差には底入れ感
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 穂坂隆弘】米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が18日に0.25％の利下げを決め、半日もたたない19日昼前に日銀が政策金利の現状維持を決めた。日米の政策金利差は２年１カ月ぶりの水準まで縮まったが、金融市場は日米の金融政策を巡る今後の展開を見据えている。政策金利の影響を受けやすい２年物国債利回りの日米差をみるとすでに底入れ感があり、外国為替市場での円売り・ドル買いを後押ししている。
ＦＲＢは18日までの米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で政策金利の4.25～4.5％への引き下げを決めた。利下げは３会合連続だった。日銀は19日までの金融政策決定会合で政策金利の0.25...
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