【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】外国為替市場で円が全面高の様相を呈している。米景気懸念が焦点となるなか、日経平均株価が急落するなど世界的に株式相場は調整色を濃くしており、市場にはリスクオフ(回避)ムードが漂う。景気後退(リセッション)が現実味を帯びれば米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げも視野に入るだけに、円の買い戻しが活発となっている。だが、円高進行のきっかけの1つを作った日銀はジレンマを抱えることにもなりかねない。
8月2日午前の東京市場で円相場は一時1ドル=148円85銭近辺まで上昇し、連日で148円台に乗せた。円買いの勢いが強まったのは対ドルだけではない。対ユーロでは...
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