【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】株式市場が歴史的な急落に見舞われている。超低金利の円を借りて、日本株や半導体関連などハイテク株に投資する「円キャリーバブル」崩壊の様相を呈している。市場の混乱が落ち着くには、米景気減速懸念の後退と米エヌビディアの好決算が必要だ。
5日の日経平均株価の下落率は一時13%を超え、1日の下落率の大きさとしては1987年10月の世界同時株価暴落「ブラックマンデー」の14.9%に迫った。ブラックマンデー2.0といえる。
ブラックマンデーの一因は、米国の警告を無視して西独中銀がマネーサプライ(資金供給量)の抑制に動いたためといわれる。現...

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