【日経QUICKニュース(NQN)】東京海上ホールディングス(8766)が6日発表した2024年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比54%増の1973億円だった。自然災害の発生が重荷となったものの、政策保有株式の売却益が増えて増益となった。
損害保険事業の売上高にあたる正味収入保険料は同10%増の1兆2984億円だった。自動車保険と火災保険の料率改定効果が寄与した。海外事業でも新規契約が伸びた。
25年3月期(今期)の業績予想は据え置いた。純利益は前期比25%増の8700億円を見込む。年間配当予想も1株159円(中間と期末にそれぞれ79円50銭)に据え置いた。