【QUICK Market Eyes 阿部 哲太郎】ＪＴＯＷＥＲ（4485、グロース）が買い気配。14日に米国のデジタルインフラ投資会社デジタルブリッジグループが管理・運営するディービー ピラミッド ホールディングス エルエルシーが、ＪＴＯＷＥＲに対するＴＯＢ（株式公開買い付け）の開始を公表したのを好感した買いが優勢となっている。

ＴＯＢ価格は１株当たり3600円で13日終値に対して2.6倍のプレミアムを付与。ＴＯＢ成立後はＪＴＯＷＥＲ株は上場廃止となる見込み。

インフラシェアリング事業の設備投資や体制強化に向けて、成長資金の全面的なバックアップ（エクイティ資本の拠出の用意）を獲得できるとして、ＪＴＯＷＥＲは本件に賛同している。