QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2024/08/19)
・サマリー
会社側は、1Qの社内計画下振れ分を反映し、25/3期の連結営業利益計画を7140億円→6920億円(前期比82%増)へ下方修正した。企業価値研究所も、営業利益予想を会社修正計画まで減額。主に中国市場での日系自動車メーカーの販売不振の影響を織り込んだ。ただそれでも、インバーターを中心とした電動化製品など注力領域の拡販から、過去最高を更新する見通し。同社は、自動車の電動化の恩恵を最も受けるとの見方を継続。中期的には、トヨタと共同開発するソフトウェアと、それを内蔵する大規模統合ECU(電子制御ユニット)に注目している。
・アナリストの投資判断 ~円高等に注意を要するが、電動化製品の拡販期待などから株価の上値余地は大きいとみる
直近の株価に基づく25/3期の当研究所予想PERは13倍。過去60カ月(一過性費用が発生した20/3期と21/3期を除く)の平均PER19倍との比較では、割安感がある。円高や中国市場の動向に注意を要するが、電動化製品の拡販による利益の拡大を予想、株価の上値余地は大きいとの見方を継続する。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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