ジャクソンホール会議、ドル反発に要注意 米大幅利下げの望み薄く（ＦＸストラテジー）
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 菊池亜矢】米カンザスシティー連銀が主催する国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が８月22日から始まる。外国為替市場では23日に予定されるパウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の講演に関心が向かうものの、既に９月の利下げ開始を織り込んでいるだけにどう反応するか悩ましい状況だ。パウエル議長が通常の倍にあたる0.50％の大幅利下げを示唆する望みは薄く、短期的にドル相場が反発する可能性に注意が必要となりそうだ。
米金利先物の値動きから市場が織り込むＦＲＢの政策金利予想を推計する「Ｆｅｄウオッチ」をみると、19日時点で９月の利下げ開始の確率は100％だ。多く...
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