QUICK企業価値研究所アナリスト 谷林正行(2024/08/22)
・サマリー
企業価値研究所は、25/3期予想営業利益を5850億円→6300億円(前期比38%増)に増額した。25/3期1Q実績が好調だったことや生成AI関連の活況を受け、HBM(広帯域幅メモリ)を含めたDRAM向けを中心に見通しを引き上げた。来期以降の予想も増額。今後は好調なAIサーバー向けに加えてAI搭載のPC・スマートフォンの拡大も見込まれ、高い増収・増益率が続くとみた。なお25/3期1Qの営業利益は前年同期比2倍の1657億円だった。
・アナリストの投資判断 ~半導体株の調整局面が終了。パフォーマンスは再び好転へ
当研究所では今後の株価について、株式相場全体の値動きを上回るパフォーマンスを想定している。NYダウとフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の値動きをみると、今年7月上旬までの値上がりで乖離が広がったが、その後の調整で乖離が縮小した。半導体株は調整局面が終了し直近は好転してきた。同社においても会社計画増額などのポジティブな面があり、値上がりしていくものとみている。
(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。