【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】9月13日の東京外国為替市場で円相場が大きく上昇した。一時は1ドル=140円78銭近辺と11日につけた年初来高値140円71銭に肉薄した。9月の米利下げを巡る見通しが再び揺れ、市場の混乱リスクを避ける目的の円買いが入った。
著名な米連邦準備理事会(FRB)ウオッチャー、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のニック・ティミラオス記者が12日付の記事で、17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%利下げの可能性を否定しなかった。米金利先物市場では改めて9月の大幅利下げを織り込む動きが出て、不確実性の高まりを背景にし...
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