【QUICK Market Eyes 中山桂一】複雑な需給が絡み合う9月末が接近している。統計的に直近まで大きな日本株の支え役となっている企業の自社株買いが不在になりやすい。10月には大型の新規株式公開(IPO)を控えて需給悪化への警戒もある。一方、配当の再投資や日経平均の構成銘柄変更に伴う売買などが支えとなりそうだ。
「しばらく変動幅が大きく、9月後半から10月は需給がやや緩む時期になる」――岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは指摘する。特に松本氏は日本株の支えとなっている自社株買いが控えられるうえ、大型の新規株式公開(IPO)に関連する需給悪を想定する。
四半期末には企業による自社...

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