【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】外国為替市場で日米金利差の縮小を手掛かりに進んできた円買い・ドル売りに新たな材料が浮上した。中東情勢の混迷への緊張感の高まりだ。10月1日のイランによるイスラエルへのミサイル攻撃をきっかけに、運用リスクを避ける投資家が増えて円に買いが増えた。エスカレートしかねない中東を巡る地政学リスクにまずは円買いで反応した外為市場だが、リスク回避イコール円買いと一筋縄ではいかなそうな雲行きだ。
2日早朝の外為市場で円相場は一時、1ドル=143円45銭近辺に上昇した。前日17時時点から70銭ほどの円高・ドル安だ。1日の海外市場では142円台後半に上昇した。
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