【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】米連邦準備理事会(FRB)が4年半ぶりの利下げを決めた9月18日以降、10月4日までに10年物米国債の利回りは3.71%から3.96%に上昇(価格は下落)した。利下げしたにもかかわらず、なぜ長期金利は上がったのか。
利下げによる景気拡大を織り込む動きというのが一般的な解説だが、いまの米株式市場は財政資金が所得に回り、消費や投資を促して株価を押し上げる「財政相場」の側面がある。
米国の公的債務残高は9月末時点で前年同月比6.9%増の35.5兆ドル(約5300兆円)。今年に入ってからの月次の前年比伸び率は平均8.7%と23年の5.7%を大き...
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