PayPayアセットマネジメントが2025年9月末を目途に事業終了する。ZフィナンシャルとアセットマネジメントOneおよびPayPayアセットマネジメントが24年10月11日、連名で発表した。
PayPayアセットマネジメントは04年5月に設立(21年3月に現在の商号に変更)。QUICKのデータによると、24年9月末時点で運用する国内公募投資信託は12本、合計の純資産総額(残高)は521億円だった。
事業終了の背景については、運用資産の拡大が計画通りに進まず業績低迷が続いていたことから、「今後の業績見通しに鑑み、お客さまに最良の資産運用サービスを持続的に提供することが難しいと判断した」としている。
運用中の投資信託については、販売停止や繰り上げ償還、または運用会社の変更(他の運用会社への引き継ぎ)などを順次進めていく予定とした。現時点で各ファンドの対応や具体的なスケジュールは決まっておらず、準備が整い次第、販売会社を通じて受益者に案内するとしている。
◇PayPayアセットマネジメント株式会社の事業終了について