QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2024/10/18)
・サマリー
企業価値研究所予想の連結業績は業績表の通り。上期の業績は概ね想定通り順調に推移、前回予想を据え置く。24年10月からの長期収載品の選定療養化の影響は想定よりも軽微にとどまっているが、24年8月に実施した国内一般用医薬品の価格改定の影響等が不透明のため。消炎鎮痛貼付剤「サロンパス」や経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療剤「ジクトルテープ」など主力製品の成長、米国の注意欠如・多動性障害(ADHD)治療薬「XELSTRYM」など新製品の貢献を見込み営業増益基調が続くと予想する。
・アナリストの投資判断 ~研究開発パイプラインの充実等が必要か
株価は足元4200円台。18年6月に上場来高値をつけて以降は総じて株式相場全般および医薬品セクターをアンダーパフォーム。株式相場全般が史上最高値圏で推移する中、同社の戻りは鈍い(上場来高値9950円の4割程度の水準)。持続的な株価の上昇には新製品の市場浸透や研究開発パイプラインの充実等が必要と考える。
(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。