【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】実態以上に評価が高いのをバブルと呼ぶなら、政治とカネの問題で集中砲火を浴びた自民党が大敗し、公明党との「連立バブル」は崩壊した。片や、議席を大きく伸ばした立憲民主党も選挙戦では「裏金問題」ばかりに矛先を向け、重要な政策論争は避けた。国政のテーマが政治改革に集中し、経済がおざなりにされた1990年代の再来が心配だ。
そんな衆院選だが、新時代を開く息吹もあった。国民民主党を躍進させた物言わぬ有権者、若者の「反逆」だ。若者重視か高齢者優先か――。政治の場ではタブーだった世代間対立というモンスターが顔をのぞかせた。社会の大分断を招きかねない新たな...
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キャピタルアライブ=安藤組時代の渋谷東急百貨店前の屋台のように両替屋が林立すること。