【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】 ■見通し実現なら緩和度合いを調整 日銀の植田和男総裁は31日、金融政策決定会合後の記者会見で「現在の実質金利がきわめて低い水準にあることを踏まえると、経済・物価の見通しが実現していくとすれば、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と述べた。 植田氏は「金融・為替市場の動向やそのわが国経済・物価への影響にも十分注視する必要がある」としたうえで「米国など海外経済の今後の展開や金融資本市場の動向を十分注視する」とも語った。 ■海外経済の下振れリスク「霧が晴れつつある」 国内の賃金や物価のデータについて「見通しどおりのものが続いてい...
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