【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】外国為替市場で円の対ドル相場の下落率は10月が5.5%となり2022年4月以来、2年半ぶりの大きさとなった。月間で下落するのは4カ月ぶりとなる。米大統領選でのトランプ前大統領の勝利を先取りしたような「トランプ・トレード」が今月5日の選挙前から進んだ。
10月末の円相場(ニューヨーク市場の終値)は1ドル=152円01銭近辺となり、9月末の143円59銭近辺から円安・ドル高に振れた。下落率の大きさは、ロシアによるウクライナ侵略で世界的にインフレへの警戒感が高まり始めていた22年4月(6.3%)以来の大きさだ。
下落幅でみると、10月は8円42銭...
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