【QUICK Market Eyes 滝口朋史】米大統領選の投開票を5日に迎えた前週の米株式市場でS&P500種株価指数は8日までの1週間で266ドル(4.7%)上昇した。上げ幅は2020年4月第2週以来4年7カ月ぶりの大きさになった。トランプ前大統領が勝利を確実にし、上院も共和党が多数派となったため減税や規制緩和などの経済政策が米景気を押し上げるとの期待から幅広い銘柄が買われた。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げも追い風になった。
株高のユーフォリア(陶酔感)が漂う米株式市場では、バリュエーション(投資尺度)の上昇も鮮明だ。S&P500の1年先の予想PER(株価収益率)は7日時点で22...

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