【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】2022年11月末、世界の株式投資家はスタグフレーションの影におびえていた。その不安を一掃したのは米新興企業オープンAIが公開した対話型人工知能(AI)「ChatGPT」だった。
突如、生成AIブームが幕を開けた。米画像処理半導体(GPU)エヌビディア(NVDA)の株価はその後、8倍以上に上昇し、創業者のジェンスン・ファン氏は投資家からスーパースターとあがめられるようになった。
投資家や企業は生成AIに上気し、2年近くは瞬く間に過ぎた。資本集約度を劇的に高める可能性への投資家や企業経営者の期待は引き続き高い。だが、綻びも目立ってきた。
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