【QUICK Market Eyes 弓ちあき】11月21日の東京株式市場で、半導体検査装置のアドバンテスト(6857)が大幅安。前場中ごろにかけ下落率は前日比5%に迫った。10時50分過ぎ時点で、日経平均のマイナス寄与度で首位となっている。現地時間20日発表の米画像処理半導体エヌビディア(NVDA)の2024年8~10月期決算は、売上高と純利益が四半期で過去最高となった。ただ業況の好調は織り込みが進んでいたほか、次世代AI(人工知能)半導体の「ブラックウェル」の立ち上げに関連して利益率はピークアウト感が強まっている。日本でも半導体関連の一角には目先の材料出尽くし感から売りが波及している。