【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】国内債券市場で新発2年物国債の利回り上昇(価格は下落)が止まりつつある。日銀の利上げ継続観測でにわかに強まった債券売りだが、政策金利の影響を受けやすい2年債に限っては「日銀が半年に1回利上げし、現在0.5%の政策金利を1%まで引き上げる」とのシナリオの織り込みが完了し、売りが一巡してきた可能性がある。
13日の2年債利回りは0.785%だった。一時は0.805%と2008年10月以来16年4カ月ぶりの高さをつけたが、上昇は続かなかった。1月後半に0.7%を上回ると加速した利回り上昇の勢いが、このところ鈍ってきた。
現在の2年債利回りが日銀の...
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