【QUICK Market Eyes 永島奏子】11月22日の東京株式市場で、日立製作所(6501)が反発している。一時、前日比56円(1.49%)高の3806円まで上昇した。21日午後6時の日本経済新聞電子版が「車載ソフトウエア更新時に発生する可能性がある不具合を事前に見つける人工知能(AI)を開発する」と報じたのを材料視した買いが優勢となっている。
AIの活用により車載ソフトの更新時に必要となる安全検証の時間を4割程度短縮できるようになるという。2024年内にも自動車大手と組んで同技術を試験運用し、25年度に事業化を見込む。