【NQNロンドン=蔭山道子】フランスとドイツの長期金利の差(スプレッド)が再び拡大傾向にある。フランスで予算審議が難航しているためで、景気が楽観視できず財政も弱いところに、政治の混乱が重なりかねないとの懸念が強まっている。フランス国債に買いが入りにくく、ドイツとの長期金利差は27日に0.86%程度と2012年以来の大きさとなった。
フランスとドイツの長期金利差の推移
フランス長期金利のドイツ長期金利に対する上乗せ幅は、信用リスクの目安とされる。27日の欧州債券市場で10年物国債利回りはフランスが3.0%台、ドイツが2.1%台で推移した。フランスの財政悪化や信用リスクが意識され、27...
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