【QUICK Market Eyes 弓ちあき】12月3日の東京株式市場で、三越伊勢丹ホールディングス(3099)が堅調。2日発表した旗艦店舗を中心とした三越伊勢丹の11月度の売上高は、前年同月比10.4%増だった。3カ月ぶりに2ケタの伸び率となり、買いが優勢の展開となっている。引き続き高価格帯商品を中心に売れ行きが好調だったほか、気温の低下でコートなどの重衣料の販売が伸びた。
免税売上高は中国の建国記念日にあたる国慶節による押し上げ効果があった10月や前年の実績をともに超えた。高級ブランドのハンドバッグや財布、宝飾・時計に加え、化粧品など高付加価値商品への関心が引き続き高いという。