【日経QUICKニュース(NQN)】建設業向けの測量機や医療機器などを手掛けるトプコン(7732)は12月10日、同社が非公開化に向けて投資ファンドによる入札プロセスに入っているとの一部報道を受けて、企業価値の向上に向けて「報道のような施策案に限らずそれ以外の各種経営施策も幅広に検討している」とのコメントを発表した。現時点で「決定した事実はない」としている。
米ブルームバーグ通信は10日、「トプコンが非公開化に向けて入札プロセスに入っていることが分かった」と報じていた。事情に詳しい複数の関係者の話として、買い手の候補には米投資ファンドのKKRや欧州系投資ファンドのEQT、政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)が挙がっているという。KKRとEQT、JICが臨む2次入札は12月中にも実施する方向で調整が進んでいるもようだ。
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