【QUICK Market Eyes 弓ちあき】12月25日の東京株式市場で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が軟調。昼過ぎに予定されている日銀の植田和男総裁の講演を前に様子見ムードが強く、持ち高調整の売りが先行している。米長期金利の上昇に一服感が出ていることも金利の先高観の後退につながっている。
前週の日銀の金融政策決定会合後の記者会見では利上げの判断について賃金動向を見極める必要性に言及し、金融引き締めに消極的な「ハト派」との受け止めが広がった経緯がある。
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