【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】2024年の円の対ドル相場は日米の長期金利差との並走が続いた。日銀が利上げ、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに向かい、それぞれのペースを巡り金融市場の見方がめまぐるしく変化して日米の長期金利差は拡大と縮小を繰り返した。金利差が拡大すると円売り・ドル買い、縮小すると円買い・ドル売りが増えた。
今年3月中旬にマイナス金利の解除に踏み切った日銀の利上げペースは「ゆっくり」との見方が広がる一方で米国経済は強さを保ち、昨年末時点で3.2%台だった日米の長期金利差(複利)は4月下旬に3.8%台へ広がった。その後、日銀の早期利上げ観測とFRBの利下げ観測...

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