【NQNニューヨーク=戸部実華】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4月16日の講演で「我々はデュアルマンデート(2つの使命)の目標が相反する難しいシナリオに直面するかもしれない」と話した。FRBは物価安定と雇用の最大化の2つの目標を掲げる。高関税が物価高と景気減速の双方を招く可能性があり「当面は政策スタンスの調整を考える前により明確になるのを待つのに良い状態にある」との考えを改めて示した。 足元の米経済は「まだ堅調な状態にある」と話した一方で、1~3月期の経済成長率は「昨年の堅調なペースからは鈍化する」との見方を示した。「関税は少なくとも一時的なインフレ率の上昇を引き起こす可能性が高...

会員限定記事
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー