【NQNロンドン=蔭山道子】1月15日の金融市場で、英国債と英ポンドへの売りが一服した。15日発表の2024年12月の英国と米国の消費者物価指数(CPI)がいずれもインフレの再燃を回避する内容だったことに市場参加者は安堵し、「英国売り」にひとまず歯止めがかかった。
■英CPI下振れ「スタグフレーションのリスク低下」
24年12月の英CPIは前年同月比の上昇率が2.5%と前の月の2.6%から縮小し、市場予想(2.6%)も下回った。サービス価格の上昇率は12月は4.4%へ鈍化した。市場でくすぶる根強い物価上昇への懸念が和らいだ。
欧州時間の午後に発表となった24年12月の米CPIは、食品...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題