【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 穂坂隆弘】16日の国内債券市場で新発30年物国債の利回りが低下(価格は上昇)した。米国の関税政策による世界的な金融・資本市場の混乱が招いた30年など超長期債の利回り急上昇は一服しつつある。もっとも、市場参加者の負った傷は深いようで、混乱からの回復にはなお時間がかかりそうだ。
30年債利回りは16日、一時2.705%と前日を0.100%下回った。14日につけた2004年8月以来20年8カ月ぶりの高水準である2.845%をピークにして低下が続いている。今回の利回り急上昇の1つのきっかけになったとされるのは、スワップ金利の急低下だ。
固定金利と変動...

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