【QUICK Market Eyes 中山桂一】国内株式市場を少し長い時間軸で俯瞰すると、ゆるかな潮流がみてとれる。
■続・バリュー株の逆襲
バリュー(割安)株の逆襲がじわり続いている。日銀が金融正常化への流れにかじを切ったなか、恩恵を受けるとみられる企業や業種として銀行業などに資金が向いている。TOPIXのなかで相対的にPBR(株価純資産倍率)が高いTOPIXグロース指数と相対的にPBRが低い銘柄で構成する同バリュー指数の差はじわりと縮小している。バリュー株の逆襲はまだ続く可能性がある。
※TOPIXグロース指数から同バリュー指数の差
「トランプ大統領による関税リスクに対...
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