【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】2月5日の国内債券相場は軒並み下落(利回りは上昇)している。長期金利の指標となる新発10年債利回りは一時1.295%と2011年4月以来の高さになった。この日発表の賃金統計が日銀の利上げを後押しする内容と受け止められ、債券売りが出た。市場の一部で語られていたのが、海外勢からとみられる先物の売りと現物債の空売り観測だ。現金担保付き債券貸借(レポ)市場で債券を手当てしやすくなり、空売りに適した環境をもたらしているとの指摘がある。
中期債の利回りも大きく上昇した。政策金利の影響を相対的に受けやすい新発2年債利回りは同0.020%高い0.760%と08年...
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