【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】花王（4452）は6日、2025年12月期（今期）の連結純利益（国際会計基準）が前期比8％増の1160億円になる見通しだと発表した。洗剤など日用品で原材料価格の高騰に応じた価格転嫁を進める。市場予想の平均であるＱＵＩＣＫコンセンサスの1182億円（1月28日時点、10社）は下回った。年間配当は前期比2円増の1株当たり154円と、36期連続の増配を計画する。 売上高は3％増の1兆6700億円、営業利益は9％増の1600億円を見込む。中国では化粧品の在庫調整が一巡し、販売数量が回復する。コスト削減や生産性向上の取り組みが約130億円の営業増益効果を生む見通しだ...
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