【日経QUICKニュース(NQN) 田嶋啓人】7日の東京株式市場で花王(4452)株が続伸し、一時、前日比319円(5.17%)高の6484円まで買われて昨年12月以来の高値を付けた。6日に2025年12月期(今期)の増益見通しを示し、好感した買いが入った。もっとも、株高の持続性には懐疑的な見方もある。ここ数年低迷していた業績は日用品の値上げやコストダウンなどで改善してきているが、東南アジアなど海外事業の伸長は課題だ。さらに市場では株主還元に物足りなさを指摘する声も聞かれる。
花王は6日、2025年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比8%増の1160億円になりそうだと発表した。...
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