【NQNニューヨーク=川上純平】米国最大の上場投資信託(ETF)の一つで、多くの機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数への連動を目指す「SPDR S&P500(SPY)」の商いが低迷している。売買高は2月10日に約5年ぶりの少なさとなった。トランプ米大統領の関税政策や米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を巡る不透明感が強く、米株相場が今後上がるのか下がるのか見極められない投資家の苦悩が浮き彫りとなっている。
QUICKのデータによればSPYの売買高は10日に約2605万口と、クリスマスの前日で短縮取引だった2019年12月24日以来の低水準だった。米株市場ではクリスマスや感謝祭...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題