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三菱ケミカルグループ(4188) 田辺三菱製薬の売却を発表

QUICK企業価値研究所アナリスト 伊藤健悟(2025/02/14)

・サマリー
 2月7日に会社側が、田辺三菱製薬の売却を発表。これに伴って26/3期2Qから同社が連結除外される一方、売却益を約950億円計上することになる。この影響を含め、企業価値研究所の業績予想を修正した。25/3期は従来見通しと大きな変更はなく、販売数量増や合理化などの効果でコア営業利益が大幅増となる一方、一過性の損失の増加で純利益は落ち込む見通し。26/3期以降は田辺三菱製薬売却の影響を除くと、連結全体で業績は概ね堅調に推移しよう。今後は上場子会社である日本酸素ホールディングスの動向が注目される。

・アナリストの投資判断 ~当面は神経質な値動きが続く見込み
 24年後半に下落した同社の株価は、足元では800円を下回る水準を中心に推移している。直近では田辺三菱製薬の売却益を控除したベースの26/3期予想連結PERで約9倍と、業界平均並みの水準にある。構造改革が着実に進み、一過性の要因を除いた業績は回復基調にあるものの、石油化学分野などを取り巻く事業環境は依然として厳しい。このため当面は現状程度の評価にとどまり、神経質な値動きが続くと考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

伊藤 健悟

チーフアナリスト

化学・繊維・トイレタリー・電力・ガス・石油セクター担当、投資戦略


【プロフィール】
大阪大学経済学部卒業。山一證券入社、メリルリンチ日本証券を経て、現在に至る。
山一證券在籍時は個人向け営業に従事。マクロ、ミクロの両面からの事業環境・経営状況の分析に加え、その際に培った個人投資家の視点も重視しつつ、レポートの作成や講演などを行うことを心がける。


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