【日経QUICKニュース(NQN)】石月幸雄・大和証券シニア為替ストラテジスト 2024年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.8%増となったのは、予想よりもかなり強かった印象だ。日銀による次の利上げが市場の見込む「7月」より前倒しされるとの思惑が広がり、外国為替市場では円買い・ドル売りを誘ったようだ。 しかし、日銀の利上げ観測を材料視した円買い・ドル売りが続くかは怪しい。利上げに関してはトランプ米政権とのやり取りなど政治的な要因が複雑に絡む。円安が進めば輸入物価の上振れを通じて日銀の利上げ観測を高めるものの、トランプ米大統領は「通貨安政策」を批判している。国内のファ...
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