QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 日産自動車(7201) ホンダとの経営統合は破談に。今後はターンアラウンドの遂行が焦点に

日産自動車(7201) ホンダとの経営統合は破談に。今後はターンアラウンドの遂行が焦点に

QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2025/02/20)

・サマリー
 同社とホンダは、共同持株会社設立による経営統合に向けた検討に関する基本合意書を解約した。経営統合が破談となった今後は、同社が現在取り組むターンアラウンドの遂行が焦点となろう。会社側は3Q決算発表時に、25/3期の連結営業利益計画を1500億円→1200億円(前期比79%減)に再度下方修正。企業価値研究所では、会社修正計画と同額の営業利益予想を据え置く。27/3期の営業利益率は2.9%と、ターンアラウンドの目標4%に届かないと想定。米国へのハイブリッド車の投入が27/3期と遅いほか、第2次トランプ政権の関税引き上げリスクもあり、慎重にみることが妥当と判断した。

・アナリストの投資判断 ~第2次トランプ政権の関税引き上げリスクに要注意。当面は手がけにくい
 直近の株価に基づく、ターンアラウンドの終了を見込んだ27/3期の予想PERは6倍。同時期のセクター平均との比較では、やや割安感がある。ただ、第2次トランプ政権の関税引き上げリスクなどに注意が必要で、当面は手がけにくいと考えている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

小西 慶祐

チーフアナリスト

自動車・自動車部品セクター担当、投資戦略

 

【プロフィール】

早稲田大学政治経済学部卒、在学時には、早稲田大学ア式蹴球部所属。国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。みずほ信託銀行を経て、現在に至る。
体育会系で培った足腰の強さを武器に、数値分析だけでなく、個別取材や国内外での工場視察といったフィールドワークによる「生の情報」を大事にしながら、対象企業を判断することを信条とする。また、セルサイドとバイサイドをともに経験したことを糧として、弊社の特長である中立・公正な立場でレポートを執筆することを心がけている。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 自動車・同部品・タイヤ専門部会 評価実施アナリスト


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
4,025
+13.89%
2
7201
日産自
458.8
+9.47%
3
17,710
-2.69%
4
2,882
+16.86%
5
3,165
+2.42%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
468
+20.61%
2
6190
PXB
611
+19.56%
3
1,619
+19.21%
4
397
+18.15%
5
2,882
+16.86%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
5,920
-18.34%
2
633
-15.48%
3
8918
ランド
7
-12.5%
4
3823
WHYHOWDO
68
-11.68%
5
39
-11.36%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
4,025
+13.89%
2
45,840
-0.99%
3
6,613
-1.79%
4
26,450
+0.66%
5
9,630
+0.52%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる