【日経QUICKニュース(NQN) 中田真裕】外国為替市場で対ドルでの円高圧力が消えない。ニューヨーク(NY)原油先物相場が2カ月半ぶりの安値をつけ、ドル売りを促しているためだ。米国の景気減速懸念も背景の1つとなっている原油安がインフレ鈍化につながるとの見方は、盛り返しつつある米利下げ観測も後押しする。
2月27日の東京外為市場で円相場は1ドル=149円台での動きとなっている。朝方には前日17時時点に比べ77銭の円高・ドル安となる148円76銭近辺まで買われた。市場予想を下回る米経済指標の発表が相次ぎ、米国の景気減速懸念が強まり始めている。米長期金利は26日に2カ月半ぶりの水準に低下した...

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